フランスの「美しい村」を訪ねて―パリから出かける小旅行 (角川oneテーマ21)



フランスの「美しい村」を訪ねて―パリから出かける小旅行 (角川oneテーマ21)
フランスの「美しい村」を訪ねて―パリから出かける小旅行 (角川oneテーマ21)

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フランスの田舎を堪能できる本

マリー・クレール・ジャポン2001年6月?2003年5月までの連載を加筆した新書。

掲載されている村は、ヴェズレー、コンクのロマネスク美術で有名な村と、南仏から観光客が比較的アクセスしやすいゴルドを除くほとんどが、ガイドブックにも載っていない美しい所です。

著者は美術の専門家ではないので、ロマネスク美術についての知識を深めたい人には向かない本です。

一村あたり5ページ前後と読みやすい紀行文で村の紹介と、必ず村の職人さんが一人登場する所が好感が持てます。また、読んでいて職人の殆どが一度は都会暮らしをして田舎に来たこと。職人養成の学校を出ていることなど、大量生産・大量消費が当たり前になり、伝統職人が激減している日本から見るとフランスという国の奥深さも感じられます。

また、この種の本で著者自身が撮影した写真の場合、ピント、構図が下手なものが時々あるが、本書の写真は良く撮れている。

星4つにしたのは目次が地方別になっていて、特定の村を読みたいときに直ぐにページを開けないことと、交通案内がすべてレンタカーを対象としていることです。コンクなどは不便ながらもバスがあるので、この辺りが改善されれば良いと思いました。


フランスの田舎好きには嬉しい本だが、写真を生かした本にしてほしかった

ガイドブックには載っていないフランスの田舎案内……雑誌「マリー・クレール」連載時から、単行本化されたらいいなと思っていた本がついに刊行! と喜んでいますが、このような新書版になったのが残念でした。「美しい村」といっても歴史的、文化的にはたいして特徴のない村ばかりで、一番の売りは村の風景……つまり写真だからです。本文と写真のページがまったく分かれているのも読みにくいです。おそらく値段を安くするためにこういう形になったのだと思いますが、高くても写真のきれいな本に惹かれる者には少々物足りない本でした。



角川書店
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プラハ旅物語

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