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にわか大根 猿若町捕物帳 (猿若町捕物帳)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 151840 位
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いつもながらのせつない余韻
作者の、特に歌舞伎に関連する作品は、細かい男女の心模様や、人生の機微が織り込まれて、読後せつない余韻がしばらく残るものが多い。この作品も、捕物帳ではあるが、単純な犯人探しではない。
登場人物がそれぞれそれなりの生まれ育ちにより、現代では考えられないほど窮屈な人生の選択肢の中から、自分なりを幸せを探しだし、一生懸命に生きている様子が心に迫る。
主人公は(未だ少し抑え気味だが)非常に魅力的で、今後の展開が更に楽しみだ。
読んで楽しい小説
近藤史恵の小説は、「清掃作業員キリコ」のシリーズや「整体師合田力」のシリーズもそうだけど、シリアスなミステリーの部分と、笑える部分とのバランスがいい。
で、この本ももちろんそう。
殺人事件の真相には人間の悲しさを感じつつも、千蔭と若い義母・お駒や花魁の梅が枝とのやりとりには思わず吹き出してしまう。
猿若町シリーズの中でもこれが一番面白かった。
光文社
黄泉路の犬 (トクマ・ノベルズ 南方署強行犯シリーズ) モップの魔女は呪文を知ってる (ジョイ・ノベルス) モップの精は深夜に現れる (ジョイ・ノベルス) カナリヤは眠れない (ノン・ポシェット) ふたつめの月
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