登山不適格者 (生活人新書)



今中大介のロードバイクの基本 (エイムック―Bicycle club how to series (556))野外活動テキスト―アウトドアライフのすすめイスタンブール歴史散歩 (とんぼの本)孤独な散歩者の夢想 (岩波文庫)ユージ ザ・クライマー―世界最強のクライマー平山ユージのライフストーリー登山不適格者 (生活人新書)雪山登山 (ヤマケイ・テクニカルブック―登山技術全書)アルプス&八ヶ岳―マイカー登山便利マップ&公共交通アクセス情報つき! (別冊山と溪谷)今から始める自転車生活―「自転車のある生活」を見つけるヒントがいっぱいアウトドア流防災ブック―地震・災害 ノウハウと道具が家族を守る (ポケットBE‐PAL)


登山不適格者 (生活人新書)
登山不適格者 (生活人新書)

ジャンル:
セールスランク:146440 位
発送可能時期:通常24時間以内に発送
参考価格:¥ 714 (税込)

ご購入前のご注意
当ウェブサイトはAmazonウェブサービスにより実現されております。 商品の取引契約および商品に関する情報は全てAmazon.co.jpの取り扱いとなります。

購入する

不適格者が増えている時代に

中高年の登山者(一部若者含む)に多く見られる「登山不適格者」を指摘したもの。

登山意識、気象・装備、食糧、パーティー、山行、読図、計画、健康と危機管理、etc,,,

低山の日帰りハイキングから小屋泊、テント泊縦走レベルまでの登山者において注意すべきことが、まんべんなくまとまっている。本書はタイトルから想像できるとおり「こんな○○はNG」という事例が多く出てくる。いわゆるHow Toの入門書と併せて読めば、まっとうな登山者としての素養(知識)は身につけられるだろう。
優しい岩崎先生とは少し違う辛口メセッージ

登山、それはお気楽な健康趣味ではない。私は個人的に岩崎さんの
ファンである。今までの本や、ビデオでは山が好きでこんなにいいとこ
なのでみんなも、おいでよ。というスタンスであった著者が登山不適格者などと過激な本をかかれたとはおどろきではあった。がしかし現状を
見てみると、著者の書かれた非常識なことが実際3000メートル級の
山でもしばしば見受けられる事態に優しい著者も黙っていられなくなったのであろう。厳しい言葉のなかにも岩崎さんらしい登山者を愛する目があるのを感じる一冊である。
次作を期待

中高年登山ブームに火を付け、図らずも(?)数多くの粗雑な登山愛好者を生み出してしまった氏がこのような本を出すことはかねて予想していた。
が、なんとなく遅きに失した感がある。なぜなら、この本で示すような《登山不適格者》は、ほとんどがすでに淘汰されてしまっているのではなかろうか、と思えるからである。あと2年早く出してほしかった、というのが正直なところ。
本書で挙げられる《登山不適格者》は、例えば地図が読めない、山行スケジュールを把握していない、といったイロハのイを知らない人たちのことである。いわゆる山ヤにとっては本当にバカバカしいことしか書いていないのだが、「山は誰のものなのか」「単独行はいけないことなのか」「山のトイレはどうあるべきなのち?」といった山をめぐる今日的課題が新書という限られたスペースの中で多面的に取り上げられており、(氏の見解は別として)評価したい。
それにしても、多くの読者からの反発を覚悟したはいいが、いまひとつ悪人になれない氏。有名人になってしまったがために山で自由になれず、仲間などからいろいろ皮肉を言われることへの愚痴。「ひょっとして自分も登山不適格者なのでは」と思ってしまったところではお茶を濁す。この人もこの人なりに気苦労しているんだなぁ、と感じた。
おっと、同情している場合ではない。
読みながら思ったのだが、問題なのは登山不適格者そのものよりもむしろ、不適格者と知りつつも山に案内するプロフェッショナルのガイドなのではなかろうか。
次作として《ガイド不適格者》の刊行を期待する。
痛快、軟弱登山者に耳が痛い一冊

車窓から青く伸びた稲の穂先を眺めながらの北陸出張の帰途、岩崎元郎の「登山不適格者」の頁をめくった。勝手な偏見に違いないが、僕にとっての著者の像は、登山を商業主義の世界に変えてしまった張本人ともいうべき印象が強く、どうにも好きになれなかった。

…が、どうしても認めないわけにはいかないものがある。それは著者の卓越した文章力。「登山不適格者」は昨今にない“名著”である。世のふがいない登山者を内外からずばりと“斬った”その勇気に拍手を送りたい。登山者であると自負する読者は「えい、やー!」と“斬られ”ないように。この本を読んで“斬られて”しまった人は「登山不適格者」の称号を与えようではないか。いやー、痛快、痛快。
コーヒーの出がらしのような文章

 以前、たまにNHKの『中高年のための登山学』を見ていました。そしていつも思ったのは、この講師の岩崎元郎のような登山はしたくないな、ということでした。登山は個人の趣味です。ですから誰がどのような考えで登山をしようと、他人に迷惑をかけず自然環境を傷つけない限り、それは個人の自由です。ですから、私が岩崎元郎のような登山は嫌いだ、と思うのも許されると思います。なぜ彼の登山が嫌いかというと、『あまりにも格好が悪い』からです。登山は格好の問題ではない、というかもしれません。しかし、『内面は外面に出ます』。岩崎元郎の立ち居振る舞い、そして番組中の彼の話の内容は、実に『格好が悪い』のです。つまり、内容が無いのです。もちろん、彼はヒマラヤ登山もした登山のプロでしょうが、だからといってその発言が意味深いとは限りません。それどころか、この本を読めば、その『軽さ』に驚くでしょう。食事の前に手を洗いましょう、という当たり前のことを、当たり前だからといっておろそかにしてはいけませんよと鹿爪らしく繰り返しながら、延々と続けているような本なのです。まるで出がらしで淹れたコーヒーを最初のページから最後のページまで延々と飲まされているような、虚しい気分にさせられます。

 格好悪いというその格好は、顔とか肉体、あるいは服装のことを言っているのではありません。内面の軽さ、無思考が外面の雰囲気に出ているということです。山小屋でこの著者と一緒になっても、内容のある会話はできないでしょう。そしてこの本も、何の深みもない、つまらない本です。表題の登山不適格者についてすら、全く表面的に中途半端に書かれているだけです。山小屋のオヤジの愚痴以下の内容です、残念ながら。



日本放送出版協会
間違いだらけの山登り―「知らなかった」ではすまされない62項目
岩崎元郎校長の決定版 登山学―ヤマケイ・無名山塾カルチャー教室リーダー養成講座より
登山の運動生理学百科
縦走登山 (ヤマケイ・テクニカルブック 登山技術全書)
これで身につく山歩き100の基本―入門から中級まで (るるぶDo!)