Hagia Sophia に古代の空間を体験する
観光案内だと困るが,と思ったが嬉しい期待外れ.Istanbul と言えばConstantinople の眼でしか見ないくせのある私は,とかくこのヨーロッパ最大の街の一つを歴史的にしか捉えない.しかしトルコとギリシャに強い著者達は違うのだ.オスマン帝国の首都でもあったこの街は,抽象模様の装飾にかけても世界有数の美を誇っている素晴らしい都市である.これを美しい写真で堪能したあとに,Hagia Sophia に入る.するとそこには恐らく世界で唯一の現存する巨大な古代空間が待っている.1453年の征服者は愚かではなかった.キリスト教徒のフランス人を后とし,姉妹宗教の寺院に変えただけだった.それがいまは中立の博物館として二つの宗教が並存する壮大な古代建築として生きている.この街を訪れる機会を失したとは何たる過ちだったか,と後悔.
イスタンブールの街をゆっくりと歩きたい。
「歴史散歩」と言うだけあって、まるで筆者と一緒にイスタンブールを歩いているような気分になれる。 通りを歩きながら、見えてくる観光名所などについて説明をされているといった感覚である。 当たり前な観光地だけでなく、普通の旅行者はあまり行かないような穴場的な所も紹介されているので嬉しい。歴史や色々なエピソードが詳しく書かれているし、写真や地図も多いのでとても見易い。
新潮社
イスタンブールからバスに乗って―旅の終わりはキプロス島 イスタンブール―世界の都市の物語 (文春文庫) 落日のボスフォラス 「ハーレムの女たち」 イスタンブル―歴史と現代の光と影
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